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Google広告

Google広告 オフラインコンバージョン連携

Google広告オフラインコンバージョン連携の設定について解説します。

備考

本マニュアルの内容は、作成・更新時点の連携先仕様に基づいているため、広告プラットフォーム側の仕様変更により、一部の手順や設定が異なる場合があります。 最新情報は、ご利用サービスの公式ドキュメントやサポートサイトをご確認ください。

Google広告連携|概要

利用可能プラン
スタンダード/ビジネス/エキスパート/プロ

Google広告との連携
メディアアカウント単位でCV連携をします。
Google広告がACSの成果情報(CSVファイル)を取り込むことで広告配信の最適化を実現します。

  • 指定した時間に定期的に取り込みます
  • Google広告のクリックIDが保存されている成果情報が取り込み対象になります

Google広告ヘルプ|GoogleクリックID(GCLID)を使用してオフラインコンバージョンのインポートを設定する
https://support.google.com/google-ads/answer/7012522

付与パラメータ

AppleのApp Tracking Transparency(ATT)ポリシーの変更に伴い、iOS14のトラフィックを対象とした広告配信について、Google広告でコンバージョン情報を測定・レポートする方法が一部変更されています。 これにより、Google広告で一部のオフラインコンバージョンが計測対象外となる場合があり、アフィリコード・システムの計測値と乖離が生じる場合があります。

Google広告ヘルプ|iOS 14 でのキャンペーン測定に関する更新情報
https://support.google.com/google-ads/answer/10417364

パラメータGoogle広告アフィリコード・システム
gclidのみ〇(オフラインCV対象)〇(成果計上可)
gbraidとgclid×(オフラインCV対象外)〇(成果計上可)
wbraid×(オフラインCV対象外)×(成果計上不可)

Google広告連携|1. 事前確認

該当する計測フローを確認してください。

(1)Google広告に「アフィリエイトリンク」を設定する

  • 計測フロー : Google広告 ⇒ ACS ⇒ 広告サイト
  • Google広告にアフィリエイトリンク(直接リンク)を設定します
例:https://ACSドメイン/?im=***

(2)Google広告に「記事LPのURL」を設定する

  • 計測フロー : Google広告 ⇒ 記事LP ⇒ ACS ⇒ 広告サイト
  • 記事LPにアフィリエイトリンクを設置します

Google広告は、記事LPのURLにgclidパラメータを付与します。
記事LPに付与されるgclidをアフィリエイトリンクに引き継いでください。

アフィリエイトリンク(システム経由)の引き継ぎイメージ:

https://ACSドメイン/?i=***&m=***
↓↓↓
https://ACSドメイン/?i=***&m=***&gclid=*****

※gclidパラメータの引き継ぎ対応については、記事LPの管理者へお問い合わせください

Google広告連携|2. 設定手順:アフィリコード・システム

1. アフィリエイター、メディアを登録する 登録済みの場合はスキップしてください。
参考 : アフィリエイターを登録する

2. 広告主、広告を登録する 登録済みの場合はスキップしてください。

3. 広告素材を登録する

広告管理 > 広告素材一覧 > 広告素材追加

(1) Google広告にアフィリエイトリンクを設定する場合

  • 素材種別:URL/バナー
  • 遷移方法:直接リンクのみ
  • 遷移先URL:広告の遷移先URLを入力

(2) Google広告に 記事LP のURLを設定する場合

  • 素材種別:URL/バナー
  • 遷移方法:システム経由、直接リンク(ポストバック連携する場合は、システム経由)
  • 遷移先URL:広告の遷移先URLを入力

4. アドネットワークパラメータを設定する アドネットワークパラメータ(plid)に「gclid」を入力して保存してください。
アフィリエイター管理 > メディア一覧 > 連携設定(追加パラメータ) img1

5. Google広告CV連携機能を有効にする アフィリエイター管理 > メディア一覧 > 連携設定(Google広告) img2

項目設定する内容
Google広告CV連携設定設定する
コンバージョンアクション名任意の名前
※Google広告側のコンバージョンアクション名と一致させてください
出力データの対象条件- 発生成果(全て)/確定成果(承認のみ)
- Google広告に通知する成果情報の種類
出力データの対象期間- Google広告に通知する成果情報の対象期間
- 実行日時
Google広告の取り込み時間を起算にする
- 当日0時
当日0時を起算にする
- 起算から〇日
起算から、どれくらいの期間を遡って過去の成果を取り込むかを選択
当日0時で設定している場合、「6時間」「12時間」は選択できません
Basic認証- 任意のユーザー名とパスワードを入力
- Google広告が取得するデータにBasic認証がかかります

6. 連携情報を取得する メディア詳細ページからGoogle広告CV連携情報をコピーしてメモしてください。
アフィリエイター管理 > メディア一覧 > 詳細 img3

7. Google広告に設定するURLを取得する (1) Google広告にアフィリエイトリンクを設定する場合
アフィリエイトリンクの取得

(2) Google広告に記事LPのURLを設定する場合
⇒ 記事LPのURLを準備してください

Google広告連携|3. 設定手順:Google広告

自動タグ設定を有効にする

Google広告ヘルプ|自動タグ設定について
https://support.google.com/google-ads/answer/3095550?hl=ja


コンバージョンアクションを設定する

1. 目標 > コンバージョン > 概要 > コンバージョンアクションを作成 img4

2. オフラインコンバージョンを選択(データソースは省略) img5 3. コンバージョンカテゴリは運用に合わせて選んでください img6 4. このカテゴリにイベントを追加します > オフラインデータソース img7 5. 完了 img8 6. 目標 > 概要 img9 コンバージョンアクションデータが作成されていることを確認してください。

コンバージョンアクションのステータス「無効」は、成果が未インポート状態であるため、設定段階では問題ありません

7. 作成したコンバージョン名を押下 > 設定 コンバージョンアクション名と値を設定してください。 img10

コンバージョンアクション名の設定

必ず、メディア情報(Google広告CV連携設定)と同じコンバージョンアクション名にしてください

コンバージョンの価値の設定について

値で「コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる」を設定している場合、ACSのネット単価が値としてインポートされます


コンバージョンのアップロードスケジュールを設定する

1. 目標 > アップロード > スケジュール > 「+」ボタン img11

2. ソースの選択 > HTTPS img12

3. スケジュールを設定する img13 ACSのメディア情報(Google広告CV連携設定)を設定してください。

項目 設定する内容
ソースURL出力データ取得URLを入力
ユーザー名(任意)Basic認証のユーザー名を入力
パスワード(任意)Basic認証のパスワードを入力
頻度任意
時間任意

Google広告連携|成果情報について

通知内容

Google広告に以下の成果情報を通知します。 img14

  • Google Click ID : gclid
  • Conversion Name : コンバージョンアクション名
  • Conversion Time : 成果発生日時
  • Conversion Value : 成果報酬額(ネット単価)
  • Conversion Currency : 通貨換算

参考|インポートのスケジュール

インポートする対象成果の設定とGoogle広告の取得タイミングにより、正しくインポートされない場合があります。
Google広告のヘルプをご確認の上、設定してください。

オフライン コンバージョンのインポートにおける不一致とエラーを修正する

注意

クリック発生から6時間以内の成果情報をインポートすると、インポートエラーになる場合があります

日単位で成果情報を取り込む場合、Google広告の取得タイミングは、6時間以上経過後の時間 での設定を推奨します。 img15

アフィリコード・システム

  • 出力データの対象期間 → 当日0時、起算から1日
    ※当日0時を起算とし、過去1日分(昨日の0:00:00~23:59:59)の成果CSVを生成します

Google広告

  • 頻度 → 24時間ごと
  • 時間 → 7:00
    ※毎日 AM7:00 に昨日分の成果情報を取り込みます