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TikTok広告

TikTok広告 コンバージョン連携

TikTok広告コンバージョン連携の設定やテストについて解説します。

備考

本マニュアルの内容は、作成・更新時点の連携先仕様に基づいているため、広告プラットフォーム側の仕様変更により、一部の手順や設定が異なる場合があります。最新情報は、ご利用サービスの公式ドキュメントやサポートサイトをご確認ください。

TikTok広告連携|概要

利用可能プラン
スタンダード/ビジネス/エキスパート/プロ

TikTokの広告出稿プラットフォーム「TikTok For Business」のアカウントを事前に作成し、広告配信の準備を進めてください。

アフィリコード・システムで計測したTikTok広告の成果情報をイベントAPIを介してTikTok広告側に通知し、コンバージョンを共有します。
発生した成果情報をサーバーから直接送信することで、広告配信の最適化が図れます。

成果の通知タイミング
  • メディア単位、成果発生ごとに通知します。
  • 通知データは、発生成果(全て)、確定成果(承認のみ)から選択できます。

TikTokビジネスヘルプセンター|イベントAPI
https://ads.tiktok.com/help/article?aid=10003669/

TikTok広告連携|1. API情報の入手

取得が必要な情報は以下の2点です。後ほどACSの連携設定画面で入力します。

  • API連携するピクセルID
  • 該当ピクセルのアクセストークン

1-1. 既存のピクセルから取得

1. TikTok For Businessにログインし、イベントマネージャーにアクセス

ツール > イベント からイベントマネージャーを開きます。
※ナビメニュー左のハンバーガーメニューからもアクセスできます。

イベントマネージャーにアクセス

2. データソースから該当のピクセルにアクセス

データソース一覧

3. アクセストークンを取得

データソース > 設定タブ
イベントAPIの設定より、アクセストークンを生成してトークンをコピーします。

アクセストークン

1-2. 新規にピクセルを作成して取得

  1. ツール > イベント > データソースを連携
  2. データソースを接続する : 「ウェブ」を選択
  3. ウェブサイトを追加する : 計測対象のページURLを入力
  4. データの連携方法を選択 : 「手動で設定」を選択
  5. 手動による連携方法を選択 : 「イベントAPI」を選択。ピクセルでの計測も行う場合は「TikTokピクセル+イベントAPI」を選択
  6. ピクセルを作成 : ピクセル名を入力
  7. ビジネスファネルの設定 : テンプレートが用意されているので、コンバージョン目的に合わせて適宜選択
  8. イベントAPIを実行 : アクセストークンを生成し、取得

TikTok広告連携|2. アフィリコード・システムの設定

2-1:基本設定

1. アフィリエイター、メディアを登録する

登録済みの場合はスキップしてください。

2. 広告主、広告を登録する

登録済みの場合はスキップしてください。

3. 広告素材を登録する

広告管理 > 広告素材一覧 > 広告素材追加

広告素材の遷移方法の選択

直接、広告主サイトに遷移する場合は、直接リンク方式(広告主サイトのドメインで発行するアフィリエイトリンク)が推奨です。

(1) TikTok広告にアフィリエイトリンクを入稿する場合

  • 素材種別:URL/バナー
  • 遷移方法:直接リンク方式 推奨

(2) TikTok広告に記事LPのURLを入稿する場合(記事LPのCTAボタンなどにアフィリエイトリンクを設置)

  • 素材種別:URL/バナー
  • 遷移方法:広告主側にASPシステムなどを挟んで連携している場合は、システム経由方式 を選択

2-2:連携設定

イベント設定について

▼2025年10月10日現在
以下、TikTokビジネスセンターのお知らせどおり、
従来のAPI通知イベント PlaceAnOrder(注文)は、「2025年に資料から削除され、2027年に廃止される」予定となっております。

TikTokの更新された標準イベントを導入する方法
https://ads.tiktok.com/help/article/how-to-adopt-tiktoks-updated-standard-events?lang=ja

新たに連携設定する場合は別のイベントを選択し、運用の移行を進めてください。
なお、従来のピクセルのイベントの学習件数等を考慮し、当面は以下のように通知します。

  • 従来の連携設定はPlaceAnOrderとして継続して送信
  • 異なるイベントを選択した場合もPlaceAnOrderをバッググラウンドで送信
項目設定する内容
TikTok広告CV連携設定設定する
ピクセルID先に取得した連携対象のピクセルID
アクセストークン先に取得した対象ピクセルのアクセストークン
イベント名CompleteRegistration
Contact
Download
Lead
Purchase から選択
イベントURLイベントが発生するURL
通知データの対象条件発生成果(全て)、確定成果(承認のみ) から選択
リトライ設定正常に通知できなかった場合に、再通知するかの設定
最大リトライ回数 : リトライ回数を指定
リトライ間隔 : 通常15分程度
連携パラメータTikTok広告のクリックID ttclidは、plidパラメータで受け取り、適切に処理されます。
※パラメータ変換は必要ありません

TikTok広告連携|3. 連携テスト

アフィリコード・システムで疑似的に成果を発生させ、TikTok側に通知ができるかを確認します。

広告セット作成時、紐づけるイベントは、アクティブなピクセルが対象です。

  • ピクセルを新規作成し、イベントが「アクティブ」になっていない場合、TikTok側にテスト通知することでアクティブになります。
  • テストイベントは、イベント数としてはカウントされますが、正規のクリックIDではないため、最適化にはマッピングされません。

3-1. ACS:テストトラッキング

1. アフィリエイトリンクにttclidパラメータを追記

アフィリエイトリンクを取得して、末尾に「&ttclid=E.C.P.testapi」とテスト用のダミーパラメータを追記してください。

https://システムドメイン/link.php?i=****&m=****
      ↓  (追記)  ↓
https://システムドメイン/link.php?i=****&m=****&ttclid=E.C.P.testapi

※ご利用中のシステムドメインに適宜書き換えてください。
※直接リンク のURLの場合も、末尾に「&ttclid=E.C.P.testapi」を追記してください。

2. テストアクセスの実施

ttclidを付与したアフィリエイトリンクを、ブラウザのアドレスバーに貼り付けてEnterキーを押下します。

テストクリック

3. チェックログの確認

ログ管理 > チェックログ一覧 にて、アドクリックID(plid)に、ttclid値が保存されているか確認します。
クリックID(cid)をコピーしてメモに控えておきます。

チェックログ

4. 成果通知を手動で送信する

以下URLにクリックIDと広告IDを取得したチェックログの値に書き換えて、ブラウザのアドレスバーに貼り付けてEnterキーを押下します。
広告IDは 広告管理 > 広告一覧 > 詳細 で確認できます。

https://システムドメイン/track.php?cid={クリックID}&p=広告ID}

5. ポストバック通知ログの確認

ログ管理 > ポストバック通知ログにて、Tiktok広告に通知を送信できているか確認します。
ステータスコードが「200」なら疎通は成功です。
疎通自体は成功でもアクセストークンが違うなど、正しく通知されていないケースもあるため、ログ詳細より返却値を確認してください。 img7

3-2. TikTok側の確認

1. イベントマネージャの確認

イベントマネージャーには、「イベントタイプ:注文」 がサーバーイベントとしてあがります。
※テストイベントコードは通知していないため、テストイベントタブには表示されません。 img8

TikTok広告連携|4. 入稿URLの設定

1. アフィリエイトリンク(直接リンク)を取得

2. TikTok広告マネージャーの広告設定に、アフィリエイトリンク(直接リンク)を設定

img9

誘導先ページを「ウェブサイト」にして、「URL」に該当広告のアフィリエイトリンクを設定します。

TikTok広告編集(ウェブサイトのURL)

https://遷移先URL?im=*****
Click IDの付与について

2023年8月以降、ttclid値が自動付与されるようになりました。
入稿URLに &ttclid=__CLICKID__を付与している場合、ttclid値の取得が不安定になるため削除してください。

TikTok Business Help Center|About Tiktok Click ID
https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-click-id?redirected=2

TikTok広告連携|5. 通知の確認(配信開始後)

アフィリコード・システムで確認する場合は、テスト時と同様にポストバック通知ログを確認します。

TikTokの広告マネージャーで通知された成果情報を確認する場合は、
広告ページのカスタム列 > ページイベントデータ > 注文(合計)にチェックして注文数を確認するとよいでしょう。 img10

アセットからもイベントが上がっているか確認してください。 img11

イベント通知の反映

成果通知を行ってから、TikTok側にイベントが反映されるまでに、数分から最大1日程度タイムラグが発生する場合があります。

TikTok広告連携|成果情報について

TikTok広告に以下の成果情報を通知します。

項目名説明
event_sourceweb :固定の文字列
event_source_id連携設定のピクセルID
data["event"]連携設定のイベント名
Purchase
CompleteRegistration
Contact
Download
Lead
PlaceAnOrder ※バッググラウンドで通知
data["event_time"]成果の発生日時
data["event_id"]argsが値として入っている場合は、AL_ {args値}
入っていない場合は、AL_ {成果ID}
data["user"]["ttclid"]チェックログに記録されたTikTokのクリックID
data["user"]["external_id"]SHA256ハッシュ化したアフィリエイターのシステムID
data["user"]["ip"]成果報酬情報のIPアドレス
data["user"]["user_agent"]成果報酬情報のユーザーエージェント
data["user"]["locale"]ja-JP:固定の文字列
data["properties"]["currency"]JPY:固定の文字列
data["properties"]["value"]商品テーブルが設定されている場合:商品テーブル情報の合計金額
商品テーブルが設定されていない場合:成果情報の発生成果額(ネット単価)
data["properties"]["contents"]["price"]商品テーブルが設定されている場合:商品テーブル情報の金額
商品テーブルが設定されていない場合:成果情報の発生成果額(ネット単価)
data["properties"]["contents"]["quantity"]商品テーブルが設定されている場合:商品テーブル情報の数量
商品テーブルが設定されていない場合:1 (固定値)
data["properties"]["contents"]["content_id"]商品テーブルが設定されている場合:商品テーブルID
商品テーブルが設定されていない場合:広告のシステムID
data["properties"]["contents"]["content_name"]広告の名前 (広告情報に設定した広告名)
data["properties"]["contents"]["content_category"]広告カテゴリ (広告情報に設定した広告カテゴリー)